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「ギターに絵を描いてみたい。でもスプレー塗装は大がかりだし、失敗も怖い」——そんな人に、いちばん身近な画材があります。文房具店でおなじみのポスカ(水性顔料マーカー)です。
ポスカは発色が良く、乾くと重ね塗りができ、水性だから匂いもほぼなし。ペン1本から始められて、細かいイラストや文字も自由自在。この記事では、ポスカでギターをペイントする手順とコツ、長持ちさせる仕上げ方まで解説します。
なぜギターペイントに「ポスカ」なのか
- 不透明で発色が強い:濃い色のボディにも白がくっきり乗る。下の色が透けない
- 乾けば重ね塗りOK:色を重ねて立体感のあるイラストが描ける
- 乾く前なら拭き取れる:水性なので、失敗しても濡れた布ですぐ修正できる(※完全に乾く前に)
- 水性で低臭:スプレーと違い、室内でも描ける手軽さ。換気が大変な季節でも安心
- ペン先の種類が豊富:極細から太字まで。細密画からベタ塗りまで対応
- 安い:1本数百円、セットでも手頃。画材の中でも圧倒的に始めやすい
ちなみに、ジミ・ヘンドリックスがモンタレーで燃やしたストラトは、本人がマニキュアとマーカーで手描きしたものでした。ペンでギターに描く——それは伝説のギタリストもやっていた、由緒正しきDIYアートなのです。
用意するもの
- ポスカ:まずは描きたいデザインに合わせて数本。細かい絵なら極細〜細字、ベタ塗りには中字〜太字。白・黒は何かと使うので必携
- 脱脂用のクリーナー:シリコンオフや、薄めた中性洗剤でもOK。ここを省くとインクが弾かれたり剥がれやすくなります
- マスキングテープ:ピックガードやネックとの境界を保護
- 下書き用の鉛筆(またはチャコペーパー)
- 仕上げ用クリアスプレー:描いたデザインの保護に必須
- 柔らかい布(修正・拭き取り用)
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ポスカペイントの手順
STEP1 パーツを外す or マスキングする
本格的にやるならピックガードや弦・ノブ類を外し、手軽に済ませたい場合は描かない部分をマスキングテープで保護します。まずはピックガードだけに描くのも、失敗リスクが低くておすすめの入門コースです。
STEP2 表面を脱脂する
ボディ表面の手垢や油分を、シリコンオフや薄めた中性洗剤で丁寧に拭き取ります。油分が残っているとインクが弾かれ、剥がれの原因に。地味ですが、仕上がりと耐久性を左右する大事な工程です。
STEP3 鉛筆でうっすら下書き
いきなりペンで描かず、鉛筆で軽くアタリを取ります。複雑なデザインは、紙に原寸で描いてチャコペーパーで転写すると確実です。
STEP4 ペイント本番

- ペン先の準備は紙の上で:ポスカは使う前に振って、ペン先を押してインクを出しますが、これは必ず紙の上で。ギターの上でやるとインクがドバッと出て悲劇に
- 輪郭→ベタ塗りの順で丁寧に
- 重ね塗りは乾いてから:しっかり乾かせば上から違う色を重ねられます
- はみ出しは乾く前に濡れた布や綿棒でオフ
STEP5 クリアスプレーで保護(最重要)
ポスカのインクは、そのままでは手の摩擦や汗で少しずつ剥がれてしまいます。描き終えて1日以上しっかり乾かしたら、クリアスプレーでコーティングしましょう。
ここで注意。いきなりたっぷり吹くと、スプレーの溶剤で水性インクがにじむことがあります。最初の2〜3回は遠めから”ミスト状にさっと”吹いて乾かすを繰り返し、インクを固定してから通常のコートを重ねるのがコツ。心配なら、目立たない場所や試し描きした板で先にテストを。
デザインのアイデア
- 黒ボディ×白ポスカの一筆描き:定番にして最強。モノトーンの落書き風アートは誰でもサマになる
- ピックガードだけアート:外して描けるので失敗も怖くない。飽きたら交換もできる
- 歌詞・サイン・メッセージ:文字が得意なポスカならでは。バンドメンバーの寄せ書きギターにも
- ポップなキャラクター柄:不透明インクの得意分野。色を重ねてマンガ風に
▶ もっと大胆な模様に挑戦したい方は:ギターのマーブリング塗装のやり方/小さく試したい方は:ウクレレキットで自分だけのアート楽器を作ろう
知っておきたい注意点
- ツヤツヤの塗装面は剥がれやすい:脱脂を丁寧に。長持ちさせたいなら最後のクリアコートは必須
- クリアを吹いたら後戻りできない:コーティング前なら水拭きでやり直せるのがポスカの良さ。デザインに納得してから仕上げる
- クリアスプレーは屋外か換気の良い場所で:ペンは低臭でも、スプレーは溶剤系。マスク着用を
- 高価なギターでいきなりやらない:まずは安ギターやピックガード、ウクレレで練習を
「消えない一本」にしたくなったら
ポスカペイントは手軽で楽しい反面、手描きゆえの経年劣化や、描き直しのきかない本番一発勝負という側面もあります。「このデザインをずっときれいなまま残したい」「手描きでは無理な精細なアートにしたい」と思ったら、私たちJUNK GUITAR ARTの出番です。
高品質フィルムのラッピング加工なら、あなたのイラストや写真、AIアートを色あせに強く、狙い通りの仕上がりでギターにまとわせられます。ポスカで描いたラフをデータ化して、それをラッピングで再現する——そんな合わせ技も可能です。
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まとめ|ペン1本から始まるアートギター

ポスカペイントは、脱脂→下書き→ペイント→乾燥→クリアで保護という流れさえ守れば、誰でも今日から始められるギターアートです。ジミヘンがマーカーでストラトに描いたように、あなたもペン1本で、世界に一本のギターを。まずはピックガードの隅っこから、気軽に描いてみてください。
- ▶ 関連:ギターのマーブリング塗装のやり方
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※「ポスカ」は三菱鉛筆株式会社の登録商標です。本記事は一般的な技法の紹介です。塗料・スプレーは各製品の使用上の注意に従い、作業は自己責任で安全に行ってください。

