ギターのピックアップ交換のやり方【7ステップ】初心者向けハンダ付けのコツも

ピックガードを外したエレキギターと新品ハムバッカー、ハンダごて、ドライバーが並ぶ作業台

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安ギターの音を根本から変える”本命改造”——それがピックアップ交換です。改造パーツ7選の記事でも効果★5つと紹介しましたが、「ハンダ付けが必要」と聞いて足踏みしている人も多いはず。

安心してください。ピックアップ交換は、手順を守れば初めてでもできる作業です。この記事では、必要な道具から配線の考え方、ハンダ付けのコツ、動作確認まで、実践手順を丁寧に解説します。

目次

ピックアップ交換で、なぜ音が激変するのか

ピックアップは、弦の振動を電気信号に変えるエレキギターの心臓部。安ギターの「ペラペラで抜けない音」の主因は、たいていここのコストダウンです。逆に言えば、ボディやネックがそのままでも、ピックアップを定番メーカー品に載せ替えるだけで「別のギター」になる——費用対効果の高さが、本命改造と呼ばれる理由です。

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用意する道具

  • ハンダごて(30〜40W程度)+ハンダ:電子工作用のヤニ入りハンダでOK
  • こて台・スポンジ:安全と、こて先の掃除に
  • プラスドライバー:ピックガード・パーツの脱着
  • ニッパー・ワイヤーストリッパー:配線の切断・被覆むき
  • マスキングテープ+ペン:外した配線に「どこに繋がっていたか」のラベル付け
  • スマホ:作業前の配線撮影(これが一番大事な”道具”です)

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交換手順(7ステップ)

STEP1 弦を外し、作業スペースを作る

弦を緩めて外し、ボディに傷がつかないよう柔らかい布やタオルの上で作業します。

STEP2 【最重要】現状の配線を撮影する

エレキギターの配線キャビティをスマートフォンで撮影している手元
いじる前に1枚。この写真が最強の保険になる。

ピックガードやキャビティカバーを開けたら、いじる前に配線全体をあらゆる角度からスマホで撮影。「どの線がどのポットのどこに付いているか」が後で必ず効いてきます。迷子になったら写真に戻る——これが初心者の最強の保険です。

STEP3 旧ピックアップの配線を外す

交換するピックアップの配線がハンダ付けされている箇所(セレクタースイッチやポットの背面など)を確認し、ハンダごてを数秒当ててハンダを溶かし、線をそっと引き抜きます。外した箇所にはマスキングテープでラベルを。

STEP4 ピックアップ本体を取り外し、新しいものを取り付け

ピックアップを固定しているネジ(高さ調整ネジ)を外し、本体を交換。新しいピックアップをネジとスプリングで仮止めします。

STEP5 新しいピックアップの配線をハンダ付け

ポット背面に配線をハンダ付けしている手元のクローズアップ
母材を先に温めてから、ハンダを流し込む。

新しいピックアップの説明書(配線図)と、STEP2の写真を照らし合わせながら、元と同じ場所へ配線をハンダ付けします。基本は「ホット(信号線)を元のホットの位置へ、アース(シールド線)を元のアース位置へ」。メーカーによって線の色が違うので、必ず付属の配線図を確認しましょう。

ハンダ付けのコツ:

  • こて先を当てて母材(ポット背面など)を先に温めてからハンダを流し込む
  • ハンダが「富士山型」に艶よく流れたら成功。イモハンダ(団子状)は接触不良のもと
  • ポット背面へのハンダ付けは熱を奪われやすいので、少し長めに温める
  • 迷ったら練習:いきなり本番でなく、余った線で2〜3回練習すると一気に上達します

STEP6 組み戻す前に動作確認

ピックガードを閉じる前に、弦を1本だけ仮張りするかドライバーの先でポールピースを軽く叩き、アンプ(小音量)から音が出るか確認。セレクターの各ポジション、ボリューム・トーンの効きもチェックします。ここで確認しておけば「閉じてから音が出ない…」の二度手間を防げます。

STEP7 組み戻して、弦を張って完成

問題なければピックガードを戻し、弦を張ってチューニング。最後にピックアップの高さを調整(弦に近いほどパワフル、遠いほどクリア)すれば完成です。載せ替え後の一音目は、ちょっと感動しますよ。

▶ 弦の張り方はこちら:初心者のギター弦交換|道具5つと基本手順

失敗しないための注意点

  • ハンダごては高温(300℃以上):火傷に注意し、必ずこて台へ。作業は換気しながら
  • ポットに熱を当てすぎない:長時間の加熱は部品を傷めます。数秒で決める
  • 弦アース(ブリッジへの線)を忘れずに:外した場合は戻し忘れるとノイズの原因に
  • 音が出ない時は慌てない:原因の9割はハンダ不良か配線間違い。STEP2の写真と配線図を見直せば必ず見つかります
  • 自信がなければリペアショップへ:工賃は数千円程度が相場。無理は禁物です

音が変わったら、見た目も変えたくなる

ピックアップ交換で「自分のギターを自分で育てる」楽しさに目覚めたら、次は見た目のアップグレードはいかがでしょう。私たちJUNK GUITAR ARTは、高品質フィルムのラッピングでギターの外観を世界に一本のアートに変える専門工房です。中身は自分でチューンし、外見はプロに任せる——音も見た目も”自分だけの一本”が完成します。

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まとめ|写真とラベルが、成功の9割

ピックアップ交換の手順は、①弦を外す→②配線を撮影→③旧配線を外す→④本体交換→⑤ハンダ付け→⑥動作確認→⑦組み戻し。特別な才能は要りません。必要なのは、作業前の1枚の写真と、焦らない気持ちだけ。安ギターが”本気の一本”に化ける瞬間を、ぜひ自分の手で体験してください。

※本記事は一般的な手順の紹介です。作業は自己責任で、安全に十分配慮して行ってください。配線はピックアップ付属の配線図を優先してください。

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