ギター弦交換に必要な道具5つと手順|アコギ・エレキ共通【初心者向け】

ギター弦交換の道具一式(弦・ワインダー・ニッパー・クリップチューナー・クロス)が作業台に並ぶ

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ギターを始めて最初にぶつかる関門が「弦交換」。切れてしまったり、音がくすんできたり……でも、いざやろうとすると「何を用意すればいいの?」「失敗しそう」と不安になりますよね。

大丈夫、弦交換は正しい道具と手順さえ分かれば、初心者でも15分ほどでできる作業です。この記事では、最低限そろえたい道具基本の交換手順を、つまずきポイントとあわせて解説します。

目次

弦交換はどれくらいの頻度でやる?

目安は1〜3か月に1回、または弾く頻度が高ければ月1回ほど。次のようなサインが出たら交換どきです。

  • 音がこもる・きらびやかさが失われた
  • 弦が黒ずむ・サビや手ざわりのザラつきが出た
  • チューニングが安定しない
  • もちろん、切れたとき

最低限そろえたい道具5つ

まずはこれだけあればOK、という基本の道具です。

① 交換用の弦

主役。エレキ/アコギ/クラシックで弦の種類が違うので、自分のギターに合ったものを。太さ(ゲージ)は、初心者は細めの弾きやすいものから始めるのがおすすめです。

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② ストリングワインダー(弦巻き器)

ペグを高速で回せる道具。手で回すと大変な弦の巻き取りが一気にラクになります。数百円で買えて、作業時間が劇的に短縮される”最初に買うべき一品”です。

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③ ニッパー(弦切り)

余った弦を切るために必須。弦は硬いので、しっかり切れる金属用のニッパーを用意しましょう。100均のものでも始められますが、切れ味の良いものが安全です。

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④ チューナー

新しい弦を張ったら必ず調律が必要。ヘッドに挟むだけのクリップ式チューナーが手軽でおすすめです。スマホアプリでも代用できますが、1つ持っておくと便利です。

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⑤ クロス(拭き取り用の布)

弦を外した状態は、普段掃除できない指板やボディを拭くチャンス。柔らかいクロスで汚れを拭き取っておきましょう。

あると便利:アコギの弦交換にはブリッジピンを抜く「ピン抜き」、指板ケアには「レモンオイル」もおすすめです。

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弦やメンテナンス用品は、老舗楽器店「イケベ楽器」のオンラインショップでまとめて揃えられます。

アコギとエレキ、道具はどう違う?

ここまで紹介した5つの道具は、アコギ・エレキのどちらでも共通して使えます。違いが出るのは次の3点だけです。

アコースティックギターエレキギター
弦の種類アコギ用(フォーク弦)エレキ用。太さの選択肢が幅広い
ブリッジ側の固定ブリッジピンで留める裏通し/ブリッジの穴に通す
追加であると便利ピン抜き(ブリッジピン用)特になし

アコギで唯一追加したいのがブリッジピン抜きです。ピンは意外と固く、ペンチで無理に引き抜くと傷が付いたり、ピン自体を割ってしまうことがあります。ストリングワインダーの持ち手に、ピン抜き用の切り欠きが付いた製品もあるので、その1本で兼用できます。

逆に言えば、アコギだからといって特別な道具一式が必要になるわけではありません。エレキで弦交換ができれば、アコギもほぼ同じ手順でこなせます。

▶ 弦そのものの選び方は:ギター弦の選び方|太さ・素材・コーティングの違い

弦交換の基本手順

STEP1 古い弦をゆるめて外す

ペグを回して弦をゆるめ、外していきます。基本は1本ずつ交換すると、ネックにかかる力の変化がゆるやかで安心。この機会に指板をクロスで拭いておきましょう。

STEP2 新しい弦をセットする

ブリッジ側に弦を固定し(アコギはブリッジピンで留める)、ペグの穴に通します。ペグに巻きつける前に少したるみを持たせておくと、適度な巻き数を確保できます。

STEP3 弦を巻き上げる

ストリングワインダーでギターのペグを回して弦を巻く手元
ワインダーがあれば巻き取りは一瞬。

ワインダーでペグを回して巻き上げます。弦がペグポストに上から下へ、きれいに重ならないよう巻けると、チューニングが安定します。テンションを軽くかけながら巻くのがコツ。

STEP4 チューニングして弦を伸ばす

クリップ式チューナーを付けてギターを調律する手元
張り替えたら、しっかり調律を。

チューナーで調律します。新しい弦は伸びるので、軽く引っ張ってなじませ→再チューニングを数回くり返すと、狂いにくくなります。

STEP5 余った弦を切る

チューニングが安定したら、ペグから飛び出した余分な弦をニッパーでカット。切り口は鋭いので、手を傷つけないよう注意してください。これで完成です。

▶ 弦を替えたあとの調整は:ギターのオクターブ調整のやり方|コードが濁る原因と、順番を守る手順

初心者がやりがちな失敗と対策

  • 巻きすぎ・重なり巻き:チューニングが不安定に。ペグへの巻きは2〜3周を目安にきれいに
  • 弦がすぐゆるむ:伸ばし(STEP4)が足りないことが多い。数回なじませよう
  • アコギのブリッジピンが浮く:弦のボールエンドがピンに引っかかっているとNG。しっかり奥まで固定を

▶ 替えてもすぐ狂うなら、原因はペグかも:安ギターのペグ交換でチューニングが安定する|選び方と手順【ハンダ不要】

▶ 弦を替えたら弾き心地が変わったら:ギターのネックの反りの直し方|順反り・逆反りの見分け方とトラスロッド調整

よくある質問(FAQ)

ギターの弦はどれくらいの頻度で交換すべきですか?

目安は1〜3か月に1回です。毎日弾く場合は月1回程度。音がこもる、弦が黒ずむ、チューニングが安定しないといった症状が出たら交換のサインです。

弦は全部一度に外しても大丈夫ですか?

清掃のために短時間すべて外すのは問題ありません。ただしネックにかかる力の変化をゆるやかにしたい場合は、1本ずつ交換していく方法が安心です。

弦交換にかかる時間はどれくらいですか?

慣れれば15分程度です。初めての場合は、余裕をもって30分〜1時間ほど見ておくとあわてずに作業できます。

弦交換の道具は100均のものでも大丈夫ですか?

クロスやマスキングテープなどの消耗品は100均のもので十分です。一方、ニッパーは切れ味、レンチは精度が仕上がりを左右するため、専用品を用意したほうが失敗しにくくなります。

まとめ:弦交換ができれば、ギターがもっと楽しくなる

弦交換は、①弦 ②ワインダー ③ニッパー ④チューナー ⑤クロスがあれば誰でもできます。自分で弦を替えられるようになると、ギターへの愛着もぐっと深まりますよ。

弦交換に慣れたら、次はギターをもっと良くする改造や、眠っているジャンクギターの再生にも挑戦してみませんか?